2016年もみずがめ座流星群の時期がきた!ピーク時間帯や方角は?
毎年4月中旬から5月末にかけて見ることができる「みずがめ座η流星群」
2016年ももちろんみずがめ座流星群を見ることができます。
流星群といえば夜空を綺麗な星が流れていくところが見えてとても綺麗ですよね。
流れる瞬間しか見えず、一瞬の輝きなのが少し惜しいですが(笑)
逆に少しの時間しか見えない所にもロマンを感じますね。
今回はみずがめ座η流星群についてや2016年のピークの時間帯・見ることができる方角、流星群を見る時の注意点などを書いていこうと思います。
みずがめ座η流星群とは
今回の2016年5月6日頃にやってくるみずがめ座流星群の正式名称は“みずがめ座η(エータ)流星群”です。
このみずがめ座η流星群はその名の通り、みずがめ座η星がある方向から星が流れるように見えることから、このように呼ばれるようになりました。
みずがめ座から流れる流星群は7月中旬から8月中旬にかけて活動するものもあり、そちらの流星群は“みずがめ座δ(デルタ)流星群”と呼ばれています。
地球を約76年周期で接近してくる有名な“ハレー彗星”の星のかけらが流れ星となり、みずがめ座η流星群になっていると考えられています。
2016年の流星群が見られるピークの時間帯はいつ?
実際に見ることができるであろう日は4月19日~5月28日頃で、
日本で流星群がピークとなる時間帯は5月6日(金)の午前2時頃~午前3時半頃となっています。
しかし残念ながら2016年は5月6日から7日にかけて天気が悪くなりそうです。
ピークの時間帯は上記のとおりですが、実際には前後2,3日にもピーク時と同じぐらいの流れ星を見ることができます。
ピークの時間帯は曇りや雨になることが予想されるため、2,3日前の5月4日や5日あたりに夜空を観察していれば綺麗なみずがめ座流星群を見ることができると思われます。
5月4日や5日といえばゴールデンウィークも後半に差し掛かり、たくさん遊び終えてそろそろ休み明けに備えてのんびり過ごしたいという方も多いはず。
ゴールデンウィーク後半は家でのんびり過ごしたい!なんて人は夜空をぼーっと見上げたり、星空を見ながら思いにふけるのも中々ロマンティックで良いんじゃないでしょうか?
流星群が見える方角は?
流星群が見える方角はどこなのでしょうか?
みずがめ座は日本の場合、深夜1時半頃に東の空から昇ってきます。
みずがめ座η流星群はみずがめ座がある方向から流れてくる流星群のため、もちろん東の方角から流れてくることになります。
つまり東の方角からみずがめ座流星群は流れてくるということですね。
しかし、流星群自体がどの方角を見たら絶対見れるとか、どの方角さえ見とけばいいという物ではありません。
今回のみずがめ座η流星群もみずがめ座がある方向から流れてくるというだけであり、実際には空全体のどこかから出てきますので、空全体を見上げるように眺めるのが良いでしょう。
ベストな形は“見晴らしの良い場所で寝転がって空全体を眺める”です。
流星群を見たい場合は方角にこだわらず、空全体を眺めるようにしましょう。
流星群を見る時の注意点・ポイント
最後に流星群を見る時の注意点やポイントについてお話していきます。
①空全体を見る
前述した通り、流れ星は空全体のどこかから現れます。
なので、建物などの障害物がない、可能な限り空が広く見渡せるような場所で見るようにしましょう。
じっくりと見られるわけではないため望遠鏡や双眼鏡などの道具を使う必要はありません。直接夜空を眺めましょう。
②気長に長い時間見る
流星群は常に見ることができるわけではありません。
深夜~夜明け前まで、気長に長い時間夜空を眺めてみることが大切です。
③暖かい服装で見る
2016年のGWは比較的暖かい日々が続くようですが、流星群が見られる深夜の時間帯はまだまだ寒いです。
風邪をひかないように、暖かい服装で体を包みましょう。
④暗いところで見る
できるだけ街灯や建物の明かりなどの人口の明かりが少ない、暗い場所で見るようにしましょう。
人口の光が多くて明るい場所になればなるほど流れ星は見れなくなっていきます。
上記のポイントを押さえておくと良いでしょう。
また、曇りや雨など天気が悪い時はどうあっても見ることは難しくなります。
無理だと思ったらスパッと諦めるようにした方が良いです。
いかがだったでしょうか?みずがめ座流星群について詳しくなれたでしょうか。
2016年のみずがめ座流星群はあいにくの天気のため、ピークの時間帯に見ることができなさそうで残念ですね。
しかし前後2,3日も十分綺麗に流星群を見ることができるので、ゴールデンウィーク中にロマンティックな夜を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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