演出担当は堤幸彦！『神の舌を持つ男』のあらすじやキャストは？

7Jun2016

演出担当は堤幸彦！『神の舌を持つ男』のあらすじやキャストは？

kaminositawo

『神の舌を持つ男』は2016年7月に放送開始されるコミカルミステリードラマ。
演出を担当するのはあの堤幸彦さんです。
堤幸彦さんと言えば「TRICKシリーズ」や「池袋ウエストゲートパーク」など、数々のヒット作を手掛けたことで有名ですね。
なんと堤幸彦さんは今回のドラマの構想に二十年もの歳月を費やしたそうです！
今作にかなり気合が入っているのが伝わってきますね。
今回はドラマ『神の舌を持つ男』のあらすじやキャスト、演出家の堤幸彦さん、予告ドラマについて書いていきたいと思います。

あらすじやキャスト紹介など

あらすじ

三人の一癖も二癖もある面々が謎の芸者ミヤビを探してポンコツ車に乗り、温泉宿を巡ってその合間におこる事件を解決していく、という内容です。詳細はベールにつつまれ殆ど公表されていません。

ロケーション

撮影はこのドラマを演出した堤幸彦さんならではのオールロケーションです。日本全国の秘湯をみることができます。おもわずドラマを見て旅行に出かけたくなる人もいるかもしれませんね。

脚本

「神の舌を持つ男」の脚本は「相棒」「科捜研の女」などミステリの王道をいく作品を数多く手がけた櫻井武晴さんです。堤さんとは「ヤメゴク」でいっしょに仕事をしています。

キャスト紹介

向井理・・・朝永蘭丸（ともなが　らんまる）
主人公の向井理さん演じる朝永蘭丸（ともながらんまる）は眼鏡をかけたひょろっとした優男という風貌でふんどしをはいています。ガスクロマトグラフィーなみの味覚の持ち主で、食べ物の味だけでなく、空気とかに漂う味？　等もわかってしまうみたいです。そのきわだった体質で毎回事件を解いていきます。音でも視覚でもなく味で事件を解決するなんて本当に斬新ですね。

木村文乃・・・甕棺墓光（かめかんぼ　ひかる）
木村文乃さん演じる甕棺墓光（かめかんぼひかる）が蘭丸とともに騒動を巻き起こします。二時間ドラママニアで毎回変ったコスチュームで登場するようです。蘭丸がいろいろな事件を呼び込む特異体質らしく、二時間ドラマの好きな光がつきまとうという設定のようです。ちなみに甕棺墓とは甕を棺にしたもののことです。何かドラマと関係するのでしょうか。

佐藤二朗・・・宮沢寛治（みやざわ　かんじ）
蘭丸と光、二人のなだめ役が佐藤二朗さん演じる宮沢寛治です。佐藤さんはかなり前から堤さんにこのドラマの出演をオファーされていていたようで、寛治はとても重要な役どころのようです。佐藤さんなくしてこのドラマは成立しなかったのかもしれません。

ミヤビ

「神の舌を持つ男」で蘭丸達が探す芸者の名前がミヤビです。ミヤビというと堤ファンにはおなじみの名前ですね。「ケイゾク」や「SPEC」に雅という名の登場人物が出てきます。今回ミヤビは芸者で登場人物達は彼女を探すという話なので他の作品とは関係ないと思われます。そのほかにも「神の舌を持つ男」には堤ワールドならではのパロディが満載のようです。

堤幸彦

堤幸彦さんと言えば日本を代表する映画監督、演出家です。デビュー作ともいえる初期の映画「バカヤロー私怒ってます第４話「英語がなんだ」」はとても面白い短編でした。
堤さんはテレビドラマの映画化をよく手がけています。本格的なミステリや謎解きにコミカルな要素を含ませた作品が持ち味です。
堤さん演出の「トリック」は劇場版も作成されました。超能力を手品の知識を使って見破るという内容の作品で話題を呼びました。

向井さんと堤監督

向井さんは現在放映中のNHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や同じNHKの「ゲゲゲの女房」に出演しています。そのほか舞台やCMなど幅広く活躍されているのは皆さんご存じの通りです。
意外にも堤さんと連続ドラマで仕事をするのはこれが初めてです。しかし舞台や映画ではタッグを組んだことがあります。堤幸彦さん監督の「劇場版 SPEC ～結～」で向井さんは物語の核心を握る謎の男セカイを演じていました。
そのほか向井さんは堤さん演出の舞台「悼む人」で坂築静人を演じています。
堤さんの作品の中で向井さんはいつも重要な役を担っています。その二人がつくる「神の舌を持つ男」はとても面白いものになる予感がします。