長年学校で行われてきた『座高測定』が廃止!その理由とは?
文部科学省の学校保健安全法施行規則が改正され、『座高測定』が平成27年度の実施を最後に、廃止されました。
そもそも座高測定を行っていた理由って?
元々、座高測定は戦時中の昭和12年に、子供の内臓の発育などを確認するために始まりました。
上半身と下半身のバランスを見ることで子供の発育状態を測定できるうえ、学校に配備する机や椅子の高さを決めるのに役立つとされていたため、戦後になっても現代まで長年続けられてきました。
座高測定の廃止理由とは?
簡単に言うと『測定に意味がないと気付いたから』というのが廃止の理由のようです(笑)
学校の現場からは座高を測ったとしても健康管理に役立てることも特になく、机や椅子の配備についても大して役に立っていないという意見が上がってきたため、環境の変化に応じ、文部科学省は座高測定を廃止することに決定したとのことです。
ちなみに平成25年度の調査によると昭和33年度に比べて2,2センチ座高が伸びているようです。しかし身長は6,8センチ伸びているため、日本の子供たちの足は長くなっていっているようですね。
へえーそうなんだー。という感じはしますが、確かにだからなんなの?とは思ってしまいますね(笑)
Twitterで一躍話題に
1937年戦前から続いていた検査が昨年で終わったのである。戦後このシンプルな答えに70年以上も誰も気づかなかったのか。むしろそれを気づかせなかった座高測定器に拍手を贈りたい。 #illustration #イラスト #座高検査廃止 pic.twitter.com/DC4NLSPo1L
— 仲里カズヒロ (@Poolie82) 2016, 1月 12
このツイートがなんと6万リツイート以上され、一躍話題となりました。
この方のおっしゃる通り何故この事実に誰も今まで触れてこなかったのか・・・。不思議なもんです。
小さい頃なんとなく測るものとして受けていた記憶があります。
私としては短足がバレるだけの話だったので、全然なくてもおっけーでしたけど!(笑)
座高測定器、お疲れ様でした。
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