かぐや様は告らせたいの石上の過去がイケメンな話【ネタバレ】
2019年1月にアニメがスタートし、最近人気さらに急上昇してきた漫画「かぐや様は告らせたい」
かぐや様と会長のやり取りが見ていてキュンとしちゃいますし、すれ違ってる感も凄く面白いですよね。
さて、かぐや様と会長もいいですが、脇役も魅力的なキャラが揃っているのが今作の特徴でもあります。
今回はかぐや様は告らせたいの名脇役キャラであり、かかせない存在である石上優の過去がイケメンすぎた話について、まとめ&ネタバレしていこうと思います。
※この記事は石上優の過去の話のネタバレ記事になります。苦手な人は注意してください。
石上優とは?
石上優はかぐや様は告らせたいに登場するサブキャラクターの一人。
秀知院学園高等部の1年生であり、生徒会の会計を務めている。
独特なキレ味のあるツッコミや正論を得意とし、基本的に陰キャで根暗の性格であるが、様々な面で有能な人物である。
石上優が嫌われるきっかけになった過去の話とは?
キャラクター登場時から所々でチラつかせている石上の過去の話。
過去に起きた事件が原因で石上は学校中から嫌われています。
それでは一体その過去の事件とはなんだったのか?
ネタバレ解説していきたいと思います。
石上優が中等部に所属していた頃、事件は起きた
石上が中等部に所属していた頃にとある事件が起きます。
事件のきっかけとなったのは、仲が良いわけでもなく、知り合いですらなかった大友京子という石上のクラスメイトの女子。
大友京子は少しクラスから浮きがちだった石上にも笑顔で気さくに話しかけてくれるような明るい良い子で、あぶれ者だった石上は大友に話しかけてもらうことで、どことなく救われた気持ちになっていました。
いつまでもその笑顔を曇らせないでいて欲しい。そう思っていた石上でしたが、大友京子に荻野コウという彼氏ができたことによって事態は急変します。
荻野コウは全国常連の演劇部の部長で、いつも人の輪の中の中心にいるような人気者。
普段はカップルを見たら無条件で呪ってしまうような石上優ですが、大友への好印象もあってか、このカップルに対しては珍しく幸せを願っていました。
しかし、荻野コウが階段で誰かと話しているところを石上は聞いてしまいます。
萩野「わかってるって 部屋とっといたから 大丈夫だって」
石上「彼女?」
萩野「うおっ居たの!?」
萩野「ははっ聞かれてた?はずかし──」
萩野「そう 彼女とね~」
石上はこの会話を聞き、萩野コウが言ったことが嘘であることを見抜きます。
この頃の石上は過剰なまでの正義感を持っており、浮気や一方的な加害といった不条理がとにかく許せず、特に石上にとっての良い人である大友が傷つくのが許せませんでした。
石上は大友京子を救うために立ち向かった
萩野が許せないことをやっていると知った石上は、萩野が行っていた悪事を暴きだし、証拠のデータを萩野の前に突き出します。
困惑する萩野。しかし、しばらく考えた後に石上にある提案をします。
荻野「お前、京子のこと好きなんだろ? 今日うち来いよ」
スマホでの動画を石上に見せながら話しかける荻野。
萩野は交渉材料に彼女である大友を差し出したのです。
冗談みたいな事を軽々しく口に出す萩野に対し、呆然と立ち尽くす石上。
石上「お前は大友をなんだと思っているんだ?」
萩野に対し言葉にならないほどの怒りの感情を覚えた石上は記憶が曖昧になるほどに怒り狂い、萩野に殴りかかります。
こいつを女が寄り付かない顔にしてやろうと。
クラスメイトが見守る中、荻野の顔を殴り続ける石上。
しかし、しばらく経ったあと荻野が石上にこう発言します。
荻野「ここで手を引くなら 京子には何もしないでやる」
荻野「お前がなんか漏らせば京子は可哀そうな事になる」
その発言に対し、怒りをあらわにする石上。
しかし、クラス中に響き渡る声で荻野が続けて話し続けます。
荻野「石上君・・・君がやってる事はストーカーだよ」
荻野「君が京子を好きな気持ちはよく伝わった!!だけどいくら殴られても僕は彼女と別れたりしない!!」
荻野「いくら京子が好きだからって!暴力じゃ愛は勝ち取れないんだ石上君!!」
萩野の姿と発言に呆然とする石上。
石上「大友・・・・・・こんなクズとは早く別れた方が良い」
大友の方を向いて話す石上。
しかし、そんな石上に対し、「キモイ」「荻野君かわいそう」「ストーカーじゃん」「クズ」などの罵倒がクラス中にコダマします。
石上「いや・・・おかしいじゃん・・・・おかしいじゃんかよ!!」
石上「こいつは誰かが殴らなきゃ駄目なんだ!!親も教師もやらないから僕がやる羽目になったんだろ!!」
石上「大友は・・・・わかってくれるよな?こんなのはおかしいよな?」
正義感を持ち、大友のためを思って行動した石上。
しかし、そんな石上に対して大友はこう話します。
大友「おかしいのはあんたよ」
どうしても反省文が書けなかった石上
その後、石上は一か月の停学処分に。
学校に戻りたいなら課題と反省文は絶対にこなせと石上に話す教師。
毎日朝と夕の在宅確認の電話が鳴り、泣きそうな顔でそれに出る母親。
普通に学校に行く方が楽なほどの量の課題をこなした後、
夜になるとひたすら父親に怒鳴られ続ける毎日。
終末になると課題の提出をしに生徒指導の教師の元へいき、毎回説教を受ける。
自分のロッカーの中は落書きやゴミだらけに。
そんな毎日を過ごした石上は毎日しっかりと課題をこなして提出していたが、どうしても反省文がかけなかった。
そのため停学期間が空けても学校への復帰は認められず。
自分にまずい点があったことは認めて反省している石上だが、どうしても謝罪することができませんでした。
一時は全部真実をぶちまけてやろうかと告発文を書こうとする石上。
一刻も早く解放されたいと願う石上。
しかし、中学卒業を迎えるまで結局告発文は書けませんでした。
会長・生徒会メンバーが噂の謎を解き明かし、石上の元へ
伊井野の教師への抗議のかいもあり、なんとか高等部へは進学できた石上。
そんな中、反省文を未だに出していない要注意の人物が進学してきたと、生徒会メンバーの耳に入ります。
会長・四宮・藤原3名の調査により、石上の潔白が判明。
事件の詳細を知った会長が石上の自室へ突然訪問。
自分たちが状況・情報から導き出した推論を石上の前で披露する会長。
さらに追跡調査で大友京子が荻野と破局したこと、大友が今は楽しそうに生活していることを石上に伝えます。
会長の発言に戸惑いながらも驚き、安堵感に似たような反応をする石上。
会長「頑張ったな石上」
会長「お前が書くべき反省文はこうだろう!」
白紙の反省文に”うるせえバァカ!!”と書きなぐる会長。
会長「お前はおかしくなんてない」
会長の言葉を聞き、涙を流す石上。
『一人でもわかってくれる人がいるなら周りにどう思われてもいいかな』
石上の過去の補足・意見
・・・と、石上の過去はこんな感じです。
結局石上の行動のかいもあり、大友と萩野は破局、大友は平和に生活し続けることができたわけです。
ちなみにわかりずらかったって人に補足しておくと、萩野が大友にやろうとしていたこと、萩野が行っていた悪事っていうのはよくある女の子を部屋に連れ込んで~って感じのやつです。最低な奴。
学校中から嫌われている石上ですが、実際彼が行ったことは正義感の塊のような行動であり、賞賛に値する行為だったと言えるでしょう。
自分に対する非難をクラス中から浴びながらも大友のために真実を隠し通した石上は本当にかっこいい。
っていうか石上の勇気も正義も何も知らない大友に対して腹が立ちましたね。
もしも会長及び生徒会メンバーが石上の存在に気づかなかったら、彼はまだ部屋の中に閉じこもっていたかもしれません。
まさに彼にとって会長は自分を救ってくれたヒーローのように映ったことでしょう。
作中で石上がやたら会長をリスペクトしている理由がこれでよくわかると思います。
一見根暗で陰キャな石上ですが、他人のために行動ができる男であり、自分が行ったかっこいいことをひけらかさずにいられるというめちゃくちゃイケメンな人物なんですよね。
普段はかぐや様におびえていたり、ハッキリした物言いで藤原に対してツッコミを入れてたりと、微妙にオチ担当のキャラだったりするんですが、実際は主人公になってもいいぐらいのキャラクターだと言えるでしょう。
ちなみに、単行本の登場人物説明欄にも“本作の裏主人公”なんて書かれたりもしていますからね。
個人的に会長とかぐや様のキュンキュンする展開も好きですが、石上のイケメンエピソードも好きなので、石上メインのエピソードももっと見てみたいなーって感じです。
ちなみにこの石上の過去のエピソードは単行本9巻に収録されているので、興味がある方はぜひぜひ読んでみてください。
今回の記事のまとめ
今回はかぐや様は告らせたいの主要メンバーの一人である石上優の過去の話についてネタバレ解説させていただきました。
いや、本当にイケメンですよ石上は。
中々できることじゃないですからね、自分を犠牲にして他人を守るってことは。
自分もイケメンな石上を見習っていかないとなーと思います。
石上のような人物こそ、幸せになってもらいたいですね。
※かぐや様は告らせたいの2期(続編)制作の可能性予想や放送日などに関する記事を書きました。興味がある方は是非ご覧ください。
⇒かぐや様は告らせたい2期(続編)放送日を売上と原作から予想
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