俳優・滝藤賢一の妻との馴れ初めや無名塾、演技力について
滝藤賢一のプロフィール
【名前】 滝藤 賢一(たきとう けんいち)
【生年月日】1976年11月2日
【身長】 177㎝
【出身】 愛知県名古屋市
【血液型】 O型
【公式HP】 http://www.ag-tact.com/Talent/Kenichi_Takitoh
2013年のドラマ「半沢直樹」で注目されて以来、映画やドラマ、CMにと引っ張りだこになった滝藤賢一さん。
もともとは映画監督を志して高校卒業後上京しましたが、映画のオーディションに合格したことから俳優を志すようになります。
その時役をもらえたのですが、本が変わって役がなくなってしまし、悔しくて監督の家の前で待ち「何でもいいから出演させて下さい」といって役をもらったのが俳優として初めての仕事だったそうです。
そんな根性のある滝藤賢一さんと奥さんの馴れ初めやエピソード、1998年~2007年まで所属していた無名塾や演技力などについてご紹介していきたいと思います。
奥さんとのエピソード
滝藤賢一さんは2009年に結婚しているそうですが、奥さんは同じ無名塾出身の方なんだそうです。
現在は栄養士をしていて一般の方なので写真などは出回っていませんが、女優の北川景子さんに似ているそうです。
相当美人ですねぇ。
もともと滝藤賢一さんの舞台を奥さんが観に来たことから交際が始まったそうで、交際半年でできちゃった結婚だったそうです。
今では3男1女、4人のお子さんに恵まれてとても幸せそうです。
おしゃれのポイントというか大切にしているものは結婚指輪。
仕事以外では結婚指輪を大切にしているそうです。
僕は人のものなんだそぉっていうアピールなんですって(笑)
出演した番組では、家族揃っての沖縄旅行の写真などを公開していました。
本当に幸せそうで、羨ましい限りですね。
無名塾出身者や無名塾について
出身者には役所広司さん、益岡徹さん、田中実さん、若村麻由美さん、中原果南さんなどテレビや映画、舞台などで活躍している方たちを多数輩出しており、滝藤賢一さんと真木よう子さんは22期生の同期なんだそうです。
無名塾とは俳優仲代達也さんが主宰の俳優養成所で、主に舞台を中心に活躍しています。
多くの実力ある俳優を輩出していて、私塾ということもあり入塾審査の倍率は非常に高く「劇団の東大」と言われる程狭き門。
無名塾ではマンツーマンで3年間の修行をするそうです。
1年目は礼儀作法など人格的修練とともに歩き方、発声などの基礎を叩き込みプロ俳優としての適性を見極める。
プロの可能性のある者はさらに2年間塾生として養成され、仲代達也さんと共に舞台を作り上げていきます。
その舞台は全国から公演を待たれる演劇集団に成長し、やがてここから映画、テレビなどで活躍する俳優が巣立っていきます。
無名塾の無名という意味は、無名塾を出て自由に羽ばたいていった後、壁にぶつかった時に原点に帰れる場所があればいい。回帰修行の場。
キャリアを積んで売れている者もそうでない者も切磋琢磨できる場所。
生涯修行という原点からなるそうです。
無名塾は1975年から年に1度、全国公演を行っています。
1975年 令嬢ジュリー(毎日芸術賞・芸術選奨文部大臣賞)
1978年 オイディプス王
1980年 ソルネス(芸術祭優秀賞)
1981年 マンドラゴラ・毒の華
1982年 マクベス
1983年 ハムレット
1984年 ハロルドとモード
1985年 どん底
1986年 プァー・マーダラー
1987年 ルパン
1988年 肝っ玉おっ母と子供たち
1990年 シラノ・ド・ベルジュラック
1991年 令嬢ジュリー
1992年 ハロルドとモード
1993年 リチャード三世(紀伊國屋演劇賞)
1995年 ソルネス
1996年 リチャード三世
1997年 いのちぼうにふろう物語
1999年 どん底
2000年 セールスマンの死
2001年 ウィンザーの陽気な女房たち
2002年 セールスマンの死
2003年 森は生きている
2004年 いのちぼうにふろう物語
2005年 ドライビング・ミス・デイジー
2006年 長州異聞 白井飯山小伝
2007年 ドン・キホーテ
2008年 長州異聞 白井飯山小伝
2009年 マクベス
2010年 炎の人
2012年 ホブソンズ・チョイス
2012年 無明長夜~異説四谷怪談~
2013年 ウィリアム・シェイクスピア
2013年 授業
2013年 ロミオとジュリエット
2014年 バリモア
2015年 バリモア
2015年 おれたちは天使じゃない
2016年 おれたちは天使じゃない
と、1975年から現在にいたるまで、精力的に活動しています。
滝藤賢一さんのように有名な役者さんが輩出されていくとなると、無名塾はこれからも俳優養成所としてどんどん有名になっていきそうですね。
高い演技力の理由、またそれがわかる作品
無名塾で鍛えられた演技力はさすがです。
数々の舞台をこなし、ドラマや映画でも端役ですが着実にキャリアを重ねてきました。
役作りに対してはストイックで、徹底的にイメージトレーニングをして呼吸する位置まで決めるそうです。
決してNoとは言わない、演出に対しても疑問を持たない。
自分の演技はこうだとかは思わない。
役作りへの挑み方は個人のアスリートに近い感覚なんだそうで、常に苦しんでそこから得たものを信じるやり方が滝藤賢一さん流。
堺雅人さん主演映画「ゴールデンスランバー」では堺雅人さんの整形後を演じたのですが、堺雅人さん演じる主人公の台詞を全て覚えたという話です。
阿部寛さん主演ドラマ「赤い指~「新参者」加賀恭一郎再び」ではたった2シーンの出演でしたが、自分を追い込んで体重も落として撮影に挑んだそうです。
織田裕二さん主演映画「踊る大捜査線」の中国人刑事・王明才も本当にカタコトが上手でしたね。ゲスト出演でも役作りには徹底していて、向井理さん主演ドラマ「S -最後の警官-」では末期がんの患者役で約10kgの減量をした程だそうです。
滝藤賢一さんの演技力が凄いのは皆さんもご存知だと思いますが、ドラマ「半沢直樹」
「倍返しだ!」の台詞で一世を風靡しましたね。主人公半沢の親友、近藤直弼役として高い演技力を見せてくれました。
猟奇的な演技が光っているのは2014年の水川あさみさん主演映画「バイロケーション」かと思われます。
残念ながら中盤で亡くなってしまう役ですが、自分と同じ姿形、個性をもったもう1人の凶暴な自分(バイロケーション)に襲われるといった作品で、滝藤賢一さんが演じる凶暴なバイロケーションが水川あさみさんの顔面を殴ったり、狂気じみていて怖いです。
それもこれも滝藤さんの高い演技力の成せるわざなんでしょうけど、気になった方は是非ご覧になってみて下さい。
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