【ネタバレ注意】ワールドトリガー・第143話の感想・考察記事
この記事はワールドトリガー第143話のネタバレ&感想・考察記事です。
ネタバレ部分を多く含みますのでご注意ください。
前回の戦いで柿崎は空閑に勝てないことを悟り、相打ち狙いの戦いにシフト。
胸を貫かれながらもゼロ距離で銃弾を浴びせることに成功した柿崎。
一体どうなる・・・?
第143話 三雲修⑭
戦闘体活動限界。ベイルアウト。
ゼロ距離射撃を空閑に浴びせた柿崎だったが、胸を貫かれてしまい、ベイルアウトしてしまう。
『柿崎隊長ベイルアウト!』
『相打ちで道連れを狙った!』
『空閑隊員は心臓部を守ったがこの傷の深さ。トリオン漏出で脱落コースか!』
しかし空閑は柿崎の攻撃により重い傷を負ってしまい、そこからトリオンが漏出していた。
『・・・・!?』
『これは・・・スコーピオンで傷穴にフタをした・・・!?』
スコーピオンを使い、トリオン漏出を防ぐ空閑。
「トリオン漏れが止まるまでの応急措置ですね。」と冷静に話す時枝。
「そんなこともできんのかよ!」と驚きながら話す出水。
「1対1がもたないと見て相打ち狙いに切り替えた柿崎隊長も上手かったですが、」
「相手の方が一枚上手でしたね。空閑隊員の発想力には毎度驚かされる」と解説する時枝。
「とはいえ空閑もトリオンはかなり削られたはずだ。これ以上ダメージ食えばすぐ落ちるぞ」と話す出水。
『さぁフリーになった空閑隊員。三雲隊長と雨取隊員どちらのフォローに向かうか!』
『チームメイトが全て落とされた照屋隊員はどうする!?』
(雨取さんが一番浮いた駒なのは変わらない)
(空閑くんが来る前に獲る・・・!)
雨取を狙いにいくという方針を変えず、そのまま雨取を狙いに行く照屋。
「柿崎さんが落ちた!空閑が来るぞ!」と話す若村。
「合流される前に三雲くんを落とさないと・・・」と話す三浦。
「・・・・・チッ」
「こんな雑魚メガネに粘られて・・・超イライラするわ・・・!」
「麓朗あんたなんとかしなさいよ!このメガネあんたより格下でしょ!?」
「アタシにはさんざん偉そうなこと言っといて・・・」
苛立ちをあらわにする香取。
(・・・・・)
くやしさと苛立ちをかみしめる若村。
「照屋さんが狙撃を押さえに動いてる」
「今ならこっちは狙撃されない。三雲くんを仕留めるチャンスよ」
「雄太と麓朗くんは半隠密で後ろから回り込む」
「向こうの”仕掛け”がまだわからないからワイヤーには触らないように注意して」
「葉子は正面から三雲くんの気を引いて」
香取隊に指示を出す染井。
「・・・了解。」それに応じる香取。
「行くぞ!」
若村と三浦がカメレオンを起動。
舞台は切り替わり照屋VS雨取。
雨取のいる場所へ向かう照屋。
ライトニング+レッドバレットで狙撃を行う雨取。
照屋はこれを避け、物陰に隠れる。
(近づくほど狙撃は正確になる・・・!)
(一発・・・あと一発だけかわせれば・・・!)
雨取の近くまで迫る照屋。
そして舞台は再び切り替わり、香取隊VS三雲へ。
「サイドから寄ってきてるよ修くん!」
「たぶんカメレオンとバッグワーム一人ずつ。こっちを混乱させる手だね!」
三雲にアドバイスを出すオペレーターの宇佐美。
「了解です!迎え撃ちます!」
正面から三雲に射撃を行っていた香取が三雲に向けて語りかけはじめる。
「あんたたちいきなり遠征部隊目指してるんだって?」
「・・・!?」
(話しかけて来た・・・!?)
「お兄さんだか友達だかが攫われてるって話じゃん」
『何でしょうなにかしゃべってますね。音声はここまでは届きませんが・・・』
「そんなサクッとA級になれるとか本気で思ってんの?」
「二宮隊とかにボロ負けしてたくせに」
「”大事な人を助けるためだから” “がんばればきっと願いは叶う” とか思ってるわけ?」
「・・・・・」
「・・・質問の意図がよくわかりませんが、ぼくが遠征部隊を目指してるのは」
「ただ単に自分がそうするべきだと思ってるからです」
「・・・・・・・ムカつく・・・・!!」
三雲の答えに苛立ちを隠せない香取。
「後ろから来てるよ修くん!」三雲に警戒を促す宇佐美。
背後から若村・三浦の2名が接近。
即座に目の前にワイヤーを張る三雲。
「また赤いワイヤー・・・・!」
足元のワイヤーに引っかかり、転ぶ若村。
(くそっ・・・!気をつけてるはずなのになんで引っかかる・・・)
「スラスターON!」
レイガストを使い、転んだ若村に襲いかかる三雲。
「ぐっ・・・!!」
何とかガードする若村。
しかしアステロイドを左右に隠していた三雲はそれを使い、身動きできない若村にトドメを刺しに行く。
「アステロイド!!」
(・・・・・・!!)
(置き球・・・・!!)
「ろっくん!」若村を気にする三浦。
「こっちじゃねえ!!」
「葉子を援護しろ!!」
香取の近くには空閑が迫っていた。
身動きできない若村に容赦なく襲いかかる三雲のアステロイド。
若村は抵抗できず、そのままベイルアウト。
一方、香取の前には空閑が現れ、襲い掛かってきた。
「この・・・・」
「・・・・!?」
(なに この傷・・・!ベイルアウト寸前じゃない!)
(一発で仕留めないとトリオン漏れでこいつが落ちたら柿崎隊のポイントに・・・)
空閑が重傷を負っている事に気付いた香取は、慎重になりすぎてしまい動くのが遅れてしまう。
「あ 迷った」と同時に話す解説席の時枝と出水。
空閑はその一瞬の隙を見逃さず。香取の右腕を切り落とすことに成功。
(しまった・・・!)
そこで三浦が香取を襲っている空閑に対して斬撃を浴びせようとするも、空閑はそれを回避。
逆に空閑は続けて三浦に攻撃を仕掛ける。
三浦はこれをガードするが・・・
背後から三雲の放ったアステロイドが命中。
(この二人は・・・)
「強い・・・・!」
三浦ベイルアウト。
『一瞬の攻防!香取隊の二人がベイルアウト!』
『三雲隊長を包囲したかに見えた香取隊でしたが、やはりワイヤー地帯は三雲隊のテリトリーだった!』
『これで玉狛は4点目の独走状態!』
『香取隊長は追い詰めあれた!』
「ごめん葉子。わたしの見立てが甘かったわ」
香取に謝罪するオペレーターの染井。
「・・・・・・・」
若村・三浦が落とされたことによりさらに苛立ちの色を見せる香取。
味方を失った香取隊の香取と柿崎隊の照屋は三雲隊とどのように戦うのか・・・?
次週へと続く。
感想・考察
柿崎隊長が決死の覚悟で挑んだ相打ち狙いも空閑にはギリギリ届かず・・・。
空閑、流石です。
スコーピオンにあんな使い方があるとは・・・
柿崎隊長無念ですね。さすがに戦闘の経験の差が出ましたね。
三雲の隠し玉トリガー“スパイダー”もうまくハマっているようです。
香取隊の若村たちがスパイダーを見極めてかわすことができないのには何か理由がありそうですね。
目立つ糸と目立たない糸両方を使って気づきにくくさせてるとか・・・?
それともカメレオンみたいに迷彩効果を付与する能力が追加されているとか。
どちらにしても相手側からすると厄介ですね。
三雲は自身の戦闘力が低いながらも、チームでの連携を使ってうまく戦っています。
っていうか三雲は主人公のくせに個人の戦闘力がちょっと弱すぎですよね(笑)
三雲のことをもうちょっと強くしてあげて!って思うのは私だけでしょうか?
弱くても頭を使って戦うっていうスタイルは嫌いではないですが、A級などの上位に進むにつれ、個人の戦闘力が低いというのはのちのち大問題になりそうです。
流石に徐々に強くはなっていくんでしょうけどね。
以上、【ネタバレ注意】ワールドトリガー・第143話の感想・考察記事でした。
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