2016年5月15日に放送されたフジテレビの報道番組「新報道２００１」で、政治資金流用で問題となっている舛添要一東京都知事がインターネットオークションサイト「ヤフオク」にて政治資金を流用し、絵画等の美術品を購入していたのではないか？という疑惑が浮上していると報じました。

番組が2013年分の政治資金収支報告書を調べあげたところ、調査研究費(書籍・資料代)として計上されていた日付とヤフオクの落札終了日時が1日のズレであり、計上されていた金額も出品者の記憶によると同じだったとのこと。

さらに出品者に取材を続けたところ、取引先のヤフオクIDは「ymasuzoe」だったことが発覚。

さらに「ymasuzoe」というIDの人物が落札した商品を舛添要一都知事の自宅に直接届けたという証言もあがっているとのことです。

実際に舛添要一都知事はヤフオクを利用して美術品を購入していたのか？

流用の真偽について迫ってみたいと思います。

 

 

ヤフオクID「ymasuzoe」ってガチ！？

 

「ymasuzoe」というアカウントは本当に舛添要一都知事のヤフオクIDなのでしょうか？

ひとまずヤフオクのアカウントページを調べてみました。

 

 

ふむふむ。総合評価137で良い評価の割合100%・・・。

 

め、めっちゃ高評価(笑)

 

落札時の評価が137で、出品時の評価が0になっているので完全に落札専用のアカウントとして使っているようですね。

もちろん出品リストにも何も表示されず。

落札している商品は絵画を中心にどれもこれも美術品ばかりでした。

出品者からの評価では「迅速な対応で安心して取引できました」「大変迅速かつご丁寧なご対応をいただきありがとうございました」「スムーズな取引ありがとうございました」など、まさに落札者の鑑と言えるような高評価コメントばかり。

これが本当に舛添要一都知事のアカウントだとしたら流石政治家。仕事が丁寧ですね。

また、自己紹介欄に何か書いてあるかと思って念のため確認してみましたが、特に何も記述されていませんでした。

 

舛添要一都知事は13日に行われた政治資金流用に対する釈明会見では、「議員外交・都市外交で書や浮世絵をツールとして利用しているが、政治資金で財テクをしている事実はない」と話しています。

具体的にどんなことに使ったのかについてまでは触れられず。

たしかに外交の手段として美術品を用いることは昔からよくある話ではありますが、本当にしかるべき用途で使用しているかどうかは謎に包まれたままです。

 

実際に美術品を購入するにあたってヤフオクのようなオークションサイトを利用することはよくある話です。

良い品が出回っていることも少なくはないでしょう。

その用途が政治資金流用に使われたのか、外交に使われたのかは定かではありませんが、実際に舛添要一都知事がヤフオクを利用して美術品を購入しているということは十分考えられます。

ヤフオクID「ymasuzoe」に商品を販売した出品者の証言の情報についてはフジテレビが独自に調べ上げた情報でもありますので、その真偽を確かめる方法はないですが、

普通に考えて、流石に証言をとらずに晒し上げてたとすると「ymasuzoe」のアカウント所有者の怒りを買うことになりますし、フジテレビ側もある程度の確証を得た上で報道しているはずです。

ヤフオクID「ymasuzoe」のやけに丁寧かつ迅速な対応についても政治家がそのアカウントを利用していると考えると納得がいきます。

「ymasuzoe」というヤフオクIDは舛添要一都知事のアカウントと見てほぼ間違いないでしょう。

もしそうでなかったとしたら、ただ単に礼儀正しくて美術品をこよなく愛している人だと思います！(笑)

 

 

今回の舛添要一都知事の政治資金流用問題については色々と疑問に思われるところもあります。

報道各社が重箱の隅をつつくかのように調べあげてきており、過剰に不信がられているという部分もあるかとは思いますが、確かに説明が不十分だったりする部分があるので、詳しく説明できない理由があるのか？と疑ってしまいますね。

政治資金流用の真偽については今の段階では舛添要一都知事がどこまで本当のことを言っていて、何を隠しているのかはわからない状況なので、何とも言えませんね。

 

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