今井翼が発症したメニエール病とは?完治までの期間や再発率も
ジャニーズ事務所の人気ユニットであるタッキー&翼が解散したことが報道され、話題になっていますね。
解散の原因は、タッキーこと滝沢秀明さんの芸能活動引退と今井翼さんが患ってしまったメニエール病の治療への専念なんだとか。
タッキーは引退後、ジャニーズ事務所のタレント育成やプロデュース業などの裏方に専念するとのことで、セカンドキャリアとして裏方としての活動をしていきたいということなので特に心配はありませんが、気になるのは今井翼さん。
以前よりメニエール病という病気にかかり、再発したり・・・と、健康が懸念されていただけに、本当に大丈夫なのかと心配になってしまいますよね。
「メニエール病って、実際どんな病気なんだろう?」ということで、
今回は今井翼さんが発症・再発してしまった「メニエール病」とは何なのかについてや、完治までの期間や再発の危険性、他の芸能人で病気にかかってしまった方などについてまとめていきたいと思います。
メニエール病とは?原因や症状について
ジャニーズの今井翼さんが患ってしまったメニエール病とは、激しいめまい、難聴、耳鳴り、耳閉感の4つの症状が同時に重なる症状を繰り返す内耳の病気の一つです。
耳の内部にある内リンパが水ぶくれの状態になってしまうことで、このような症状が出てしまうといったもの。
めまいが出たらメニエール病であるといったわけではなく、基本的には上記の症状が繰り返し発症するような症状の場合、メニエール病だと判断されるようです。(細かい診断基準があるようです)
軽い耳鳴り程度だったら問題にはならないかもしれませんが、激しいめまいや難聴が繰り返し続くというのは普通に生活するのも難しくなりそうですね。
また、睡眠不足、疲労、気圧の変化、几帳面な性格などがメニエール病にかかってしまう原因だとも言われていますが、正確な原因がわからず、原因不明の病気とされていましたが、
最近の研究で、ストレスがめまいの発症に大きく関与しているということがわかってきたようです。
ひょっとしたら、今井翼さんはアイドル活動を続ける上でのストレスや疲労、まじめな性格などが原因でこの病気にかかってしまったのかもしれませんね。
メニエール病が完治するまでの期間はどれぐらい?
まず、メニエール病が完治する病気なのかどうかについてですが、早期より治療に取り掛かっていれば完治することも可能なようですが、比較的治りにくい病気であるとも言われているようです。
前述の通り、ストレスがめまいの原因となっているということなので、基本的にはストレスを軽減させるような正しい生活習慣や適度な運動などの指導を行ったり、精神安定剤を利用したりして症状の改善を行っていくことが多いみたいです。
こういった治療法を行うことにより、めまいや難聴が改善されるという人も多いようですが、人によってはこれら治療法では治らず、別の治療法が必要になってくる場合もあるんだとか。
その場合、内リンパを開き、増えた部分を逃す治療や、薬剤を注入して発作を減らす方法など、患者の状況に合わせて治療を行っていくようです。
メニエール病が完治するまでの期間については、人それぞれによってかなり異なってくるようで、先ほど言ったような生活習慣の改善だけですぐに治る人もいれば、数年間苦しんだ後に綺麗に治る人もいたり、完治出来ずにつらい日々を送っている人もいたりと、明確に”このぐらいの期間で治る”といった治療期間はないようです。
メニエール病が再発する可能性はどのぐらい?
続いて、メニエール病が再発する可能性についてですが、こちらについてもかなり個人差があるようで、再発する人もいれば、しない人もいるんだそうです。
ただ、基本的には完治することが難しいため、症状が一旦落ち着いたとしてもまた再発してきたり、2・3年の周期で再発を繰り返したりと、メニエール病を再発してしまう人は多いようで、一般的には再発しやすい病気と考えられています。
いつ再発するかも本人にはわからないため、一度メニエール病が発症してしまったら、常に爆弾を背負っているかのような状態になっているとも言い換えられるかもしれません。
メニエール病についてまとめると、
基本的には完治が難しく、再発率も高めの病気であり、
症状や治療期間、再発の可能性などすべて含め、大きく個人差が出る病気とも言えるでしょう。
今井翼さんのメニエール病は本当に大丈夫なのか?
続いて、退所が報じられ、健康が心配されている今井翼さんについてです。
今井翼さんのメニエール病発症が報じられたのは2014年11月のこと。
この時は一時休業したものの、無事に復帰を果たしていたので大丈夫だと思われていたのですが、
2018年3月に再びメニエール病が再発したことが発表され、活動休止することとなりました。
そしてその後、2018年9月現在になり、今井翼さんはジャニーズ事務所を退所。
メニエール病の治療に専念するということが報じられています。
メニエール病の症状に関しては、「症状はほぼ、というか、もうよくなっている」と話していたので、現在は心配するほど酷い状況にはないのかもしれませんね。
また、今井翼さんは「迷惑をかけたけいじめ」としてジャニーズ事務所を退所する。とも話していました。
メニエール病の完治に関しては、規則正しい生活が必要不可欠なこともあり、今井翼さんが芸能活動を続けながら完治を目指すのは困難。
しかも調子が良くなったとしても、下手したらまた再発の可能性もある病気です。
このままジャニーズに所属しているとお世話になったみんなに迷惑をかけてしまうかもしれないという考えから、今回退所を決意したのだと考えられます。
ただ、芸能界自体を引退するつもりはないようで、これからもし調子が良くなり次第、活動できる機会があるようならば活動再開も望んでいるといったようなことも話していました。
これらの状況から予想するに、今井翼さんのメニエール病はかなり良い状態まで回復しているのではないかと思われます。
今井翼さん自身がそう話していたことや、活動再開も前向きに検討していることからも、そう悪い状況ではないのかなと。
メニエール病は完治が難しく、長く付き合っていかなければいけない病気です。
今井翼さんにはしっかりと休養を取ってもらい、無理がない程度に活動再開を目指していって欲しいものですね。
メニエール病に過去にかかった芸能人について
他の芸能人でもメニエール病にかかった人はいたのかな?ってなわけで、過去に同じようにメニエール病にかかってしまった芸能人についても調べてみました。
■久保田利信さん(歌手)
2006年の42歳のころにメニエール病を発症。
全国ツアー開始直後のことだったこともあり、その後の全国ツアーは延期に。
しかし、すぐに治療に専念したこともあってか、その年内には見事復帰を果たしました。
また、その後もメニエール病を再発することなく、現在も元気に音楽活動を続けています。
■GENKING(歌手)
2015年6月ごろにメニエール病の発症を告白。
突発性難治で左右がほとんど聞こえない状態になったらしく、1年間は聞こえ方・バランス感覚が上手くつかめず、真っすぐ歩くことも難しかったんだそう。
耳鳴りも常になっているような状況なんだそう。
普通に生活することもつらいような、厳しい状況を話していました。
■ハイヒールモモコ(お笑い芸人)
20代と40代の頃にメニエール病を発症していたことを書籍やインタビューで告白。
40代のころは完治までに10年間かかったんだとか。
ただ、現在はメニエール病との付き合い方を覚え、症状に悩まされることなく元気にされているようです。
調べてみると、他にもプロ野球監督の栗山英樹さんや、歌手の増田恵子さん、元モーニング娘の加護亜依さん、歌手の矢代亜紀さん、女優の相田翔子さん・・・などなど、数多くの芸能人の方がこの病気に悩まされていたことがわかりました。
芸能界でもメニエール病にかかった人は少なくはないようです。
メニエール病は、ストレスと大きく関わっている病気だと言われているため、ストレスが大きい仕事であろう芸能人の方々が多くメニエール病にかかっているというのもなんだかわからないでもない気も・・・。
メニエール病は芸能人だけでなく、誰しもが発症しうる病気でもあるので、不規則な生活やストレス過多な生活を送っている方は、これを機にリフレッシュする方法を試したり、生活習慣を正したりといった対策を行っていきましょう。
今回の記事のまとめ
今回は今井翼さんが発症・再発したメニエール病とは何なのか、症状や原因、完治までの期間、再発率、同じように発症した芸能人などについてまとめさせていただきました。
メニエール病は完治が難しく、長く付き合っていかなければならない病気です。
一度発症すると今後常に注意していかなければならない生活が待っていますので、
そうならないためにも、この記事を読んでくれた方もストレスをためない生活や、規則正しい生活を心がけていきましょう。
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