ハンターハンター団長クロロの念能力(ダブルフェイス)の強さを考察
ハンターハンターが連載再開され、幻影旅団長クロロの新能力・栞のテーマ(ダブルフェイス)が作中で出てきましたね。
この能力・・・強すぎ！！！
ってなことで今回は団長クロロの念能力の強さについて考察していきます。
※この記事は第351話と第352話の間に書いたものです。
団長の念能力・栞のテーマ(ダブルフェイス)について
まずは幻影旅団長・クロロの念能力の詳細について見ていきましょう。
・盗賊の極意(スキルハンター)
具現化した本に他人の念能力を封じ込め、自由に引き出して使うことが出来る。盗まれた側はその能力を使えなくなる。
盗むときには以下の条件を満たさなければならない。
①相手の念能力を実際に目で見る
②念能力に関して質問をし、相手がそれに答える
③本の表紙の手形と相手の手のひらを合わせる
④1～3を1時間以内に行う
また、盗んだ能力を使うためには本を具現化して右手に持ち、その能力のページを開いた状態にする必要がある。
盗んだ能力は盗まれた相手が亡くなった時点で本から削除され、使えなくなる。
簡単に言うと、人の能力を盗む能力ですね。
盗むときに必要な制約が多く達成するのは中々難しいですが、一度盗んでしまえば対象が亡くなってしまうまで使い放題。かなり強いです。
そして今回盗賊の極意(スキルハンター)に付随して追加されたクロロの新能力栞のテーマ(ダブルフェイス)の詳細について見ていきます。
・栞のテーマ(ダブルフェイス)
盗賊の極意(スキルハンター)に付随する能力。
栞を挟むことで本を閉じてもそのページの能力を使用することが可能になる。
さらに栞を挟んだページの能力と開いたページの能力を併用することも可能。
今までは具現化した本を右手に持った状態でしか盗んだ能力を使えなかったのですが、栞のテーマ(ダブルフェイス)を使う事により、両手が空いた状態で盗んだ能力を使う事が可能になりました。
さらに二つの盗んだ能力を併用して使えることができるようになったため、念能力同士の強力なコンボを生み出すことが可能に。
何という後付設定(笑)
団長クロロが盗んだ能力について
さて次は団長クロロが盗賊の極意(スキルハンター)で盗んだ能力を見ていきます。
・密室遊魚（インドアフィッシュ）
閉め切った空間でしか生きられない念魚を複数体具現化することできる。
念魚は肉食で人の肉を好む。念魚に食べられた者は痛みは無く血も出ず、念魚が消えるまではたとえ肉片のひとかけらになったとしても死ぬことができない。
念魚に食べられた相手は痛みすら感じないため戦闘中に使ってもあまりメリットはないように思われる。密室空間でしか発動できないという条件もあり、正直あまり使える能力のようには思えない。
・不思議で便利な大風呂敷（ファンファンクロス）※陰獣のメンバー”梟”から盗んだ能力
具現化した風呂敷で包んだものを小さくする。生命体であろうと車であろうと際限なく物体を包むことが可能。出し入れも自由に行う事ができる。
風呂敷で相手を包むことさえできれば相手は行動不能になる。敵を捕らえることもできるし、物を運ぶこともできる。何かと便利な能力。
・天使の自動筆記（ラブリーゴーストライター）※”ネオン=ノストラード”から盗んだ能力
自動書記により4行詩という形式で対象の未来予知を行う能力。
対象者に直筆で名前・生年月日・血液型を紙に書いてもらい、その紙に死を書き込む。
基本的に対象者は占いの場にいる必要があるが、いない場合は顔写真でも代用可。
悪い予言に関しては必ず警告文が示され、その警告を守ることができれば悪い予言を避けることができる。
念能力使用者の未来については占うことができず、占いの最中は意識がなくなるため占った内容もわからない。
無敵の未来予知の能力。
自分自身には使えないため自身に影響する能力ではないが、未来をその人にとって都合のいい方向へ変える手段がわかるようになるため、ある意味最強の能力。
複数人で行動している幻影旅団はこれがあるだけで安全な動きがとれるようになる。
・対象を瞬間的に別の場所に移動させる能力(仮) ※作中で使用したが詳細は不明
作中でクロロが団員のノブナガに使用した能力。
実際には対象を移動させる能力ではなく、時間を止める能力や空間を入れ替える能力などの別の能力である可能性も考えられる。
どんな能力かは不明だが、クロロはノブナガのいる場所を一瞬で移動させた。
テレポーテーションのような能力かもしれないが、戦闘で使ってるところを見ないため、難しい制約があるのかもしれない。
・番いの破壊者(サンアンドムーン) ※流星街で手に入れた能力
左手でプラス(太陽)の刻印を押し右手でマイナス(月)の刻印を押すことができる。
二つの刻印が触れ合うと爆発する。刻印自体は一瞬で押せるが威力を最大にするためには対象者に３～５秒程触れ続ける必要がある。
ハンターハンター第351話でクロロが対ヒソカ戦で見せた能力。
戦闘中には使いどころが難しい能力のように思われる。
流星街で手に入れたというこの能力。
以前にヨークシンシティ編で出てきた話で、
「流星街出身の浮浪者が冤罪で捕まり、有罪判決が下された。その3年後真犯人が見つかったことでその浮浪者の無実が証明されたが、
この直後彼の冤罪に関わった警察官・裁判官・検事・目撃証人・陪審員・弁護士などの計31名が流星街出身者と思われる人たちの自爆テロによって命を落とした。」
という事件がありましたね。
この自爆テロはひょっとしたら、番いの破壊者(サンアンドムーン)の能力を使用したものかもしれませんね。
自身の身体に刻印を付けておけばあとは目の前で刻印を触れ合わせるだけ。
特に道具も使わずに爆発を起こすことが可能です。
自爆やトラップなどに向いている能力なのかもしれません。
・携帯する他人の運命(ブラックボイス) ※幻影旅団員シャルナークから盗んだ能力
オリジナルの携帯電話に付属しているアンテナを対象者に刺すことで、標的を操ることができる。解除方法はアンテナが抜けるか対象者が亡くなるか。
アンテナは自身にも刺すことができ、自身に刺すと自動操作モードとなって、一時的に凄まじいオーラ量・戦闘力となる。
ハンターハンター・第351話で見せた能力。
幻影旅団員シャルナークから盗んだものと思われる。
シャルナークの能力を盗んでいるということは他の旅団員の能力も盗んでいる可能性が考えられる。
以上が作中でクロロが使用して見せた人から盗んだ念能力です。
意外とあまり登場していませんね。
この中で栞のテーマ(ダブルフェイス)を使って使える組み合わせ・・・難しいですね(笑)
ファンファンクロスで念魚と一緒に対象者を包むとか？
ファンファンクロスで包んだ時点で敵を無力化できるので、意味ないですね。
と、なってくると今後未だ出していない新能力が出てくる可能性が大ですね。
シャルナーク以外の旅団員の能力もでてくる可能性はかなり高いんじゃないかと思いますが、
旅団員でも不明な能力を持っている人が多数いるので、現状見せている能力の組み合わせだけではなんともいえませんね。
組み合わせ次第では栞のテーマ(ダブルフェイス)で無類の強さに？
例えば栞のテーマ(ダブルフェイス)を使って“一撃必殺系の能力”と“必ず攻撃を当てることできるような能力”の念能力の組み合わせを作ることできれば、クロロは無類の強さを手に入れることができます。
一撃必殺系で言えばハンターハンター第351話で見せたシャルナークのブラックボイスなんかがそうですね。アンテナを刺して相手を操作してしまえばそれで終わりなんですから。
必ず攻撃を当てることができるような能力とは一瞬敵の動きを止めることができたり、死角から攻撃をすることができるような能力ですね。
初見殺しのような初めて見る人が絶対に対処できないような能力を手に入れることができれば不意をついて一撃必殺の念能力を相手に与えることも可能です。
例えば、キメラアント編で出てきたメレオロンの念能力・神の不在証明(パーフェクトプラン)。自身の存在を認識できなくする能力です。この能力を使えば対象に気付かれることなく近づき、一撃必殺の念能力を与えることができます。
さらに、クロロがノブナガに使用した“対象を瞬間的に別の場所に移動させる能力(仮)”。これがなんなのか未だ明かされていませんが、本当に瞬間移動的な能力であるならば対象者を移動させたり自分が移動することで不意をついて敵に近づくことも可能ですね。
また、密室遊魚(インドアフィッシュ)と、4次元空間に敵を閉じ込めることができるノヴの念能力4次元マンション(ハイドアンドシーク)の組み合わせなんかも強いですね。
敵を4次元空間へ入れることができればその中に念魚を生み出してしまえば逃げようがありません。
クラピカは幻影旅団員に対してある種最強の能力を持っていますが、そういった限定条件で最強になれるような念能力も数多く存在するはずです。
念能力同士のコンボを利用してそういった限定条件が整った状況を作り出せれば強いですね。
念能力は細かく条件や設定が決められるため、栞のテーマ(ダブルフェイス)を利用したコンボの可能性は無限大です。
しかし考えれば考えるほど、栞のテーマ(ダブルフェイス)はめちゃくちゃな強さですね(笑)
というか元々団長のクロロ自体がかなりの強さです。
念能力同士のコンボがなくても“両手が使える状態で盗んだ能力を使える”という追加設定だけですでにめちゃくちゃな強さを手に入れてしまっている気がします・・・。
今後団長クロロが栞のテーマ(ダブルフェイス)をどのように使っていくのか、気になるところですね。
ハンターハンター・幻影旅団長クロロの念能力(栞のテーマ・ダブルフェイス)の強さ考察記事は以上になります。
⇒富樫先生のヒソカ最強発言は嘘？ヒソカ・モロの能力や強さを考察
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