会社に行きたくない・やる気が出ない人におすすめの五月病対策法!
五月になると仕事している人や学校に行っている人なんかにはお待ちかねの大型連休・GW(ゴールデンウィーク)が待っていますね。
待ちに待ったGWでは家族や友達と旅行に行ったり、趣味に全力投球したり、家でだらだらと過ごして日々の疲れを癒したり、それぞれ思い思いの自由な時間を過ごしたんじゃないでしょうか?
しかしGWが明けて待ち受けているのは仕事や学業などのつらい日々。
なんだか会社に行きたくない・・・やる気が出ない・・・
なんて気持ちになったことはありませんか?
それはひょっとしたら五月病になってしまっているのかもしれません。
今回は会社に行きたくない・・・学校に行きたくない・・・といったように、五月に入ってやる気が出ない人にむけて、五月病の対策法について書いていきたいと思います。
そもそも五月病って何?
よく言われるけどもそもそも五月病ってなんなのでしょうか?
五月病とは、
大学生の新入生や社会人の新入社員、転勤や転職に伴って新しい職場に変わった人など、新しい環境にまだ適応できていないことが原因で起こる精神的な症状の総称です。
人は慣れていない新しい環境に入ると中々自分の思う通りにいかなかったり、余計に気を遣ったりと、知らず知らずのうちに疲労やストレスをため込んでしまいます。
普段は気を引き締めているので、その溜め込んだ疲労やストレスは表にでてこないようにがんばれるのですが、五月になるとGWという大型連休があり、急に気を緩めることになってしまいます。
この気の緩みにより、今まで溜め込んでいた疲労やストレスが表に出てきて、五月病にかかってしまい、連休明けには頭がしっかりと働かず、会社に行きたくない・・・やる気が出ない・・・といった症状を引き起こしてしまうのです。
ちなみに五月病とは正式な病名というわけではなく、しっかりとした症状の定義が決まっているわけではありません。
この時期になると同じような症状にかかる人が多く、原因がどれも似たようなものであることからそれらを総称して「五月病」と呼ぶようになったようです。
五月病の対策法
五月病に関しては正直な話、放っておけば勝手に治る病気でもあります。
いきなり一番最初から突拍子もない話ですが(笑)
しかしあながち間違っていない話でもあります。
五月病とは一時的な精神不良です。基本的には新しい環境に慣れていないことが原因起こる病のため、実際は1,2か月もすれば自然と今の環境に慣れ始め、症状がよくなっていきます。
しかし、もしも五月病をこじらせて本当に全く何もできなくなったり、動けなくなったり、仕事・学校等に行くことが不可能になってしまう場合もあるので注意が必要です。
そうならないためにどのような対策をしていけばいいのか?
それでは本題に入ります。五月病にかかってしまった場合にどのように対策をしたら良いのか?
五月病の対策法について書いていきます。
対策法①自分の楽しいことをしてストレス発散する
五月病は基本的にはストレスを溜め込みすぎていることが原因であることが多いです。
仕事終わりやプライベートの時間に精一杯自分の楽しいことをしてストレスを発散しましょう。
歌うことが好きなのであれば一人でカラオケor友達とカラオケに行ったり、
体を動かすことが好きであればジョギングしてみたり、何かスポーツをやってみたり、
プラモデルを作ってみたり、映画を休みの日に一日中見てみたり、好きな音楽を聴いたり・・・などなど。
やはり自分の楽しいことをやることが一番のストレス発散に繋がります。
新しい環境に身を置くとどうしても慣れるまではストレスが溜まってしまいがちです。
ストレスが溜まってしまうのは仕方がないことなので、他の時間で溜まったストレスを発散させてしまおう!ということです。
対策法②信頼できる人とのコミュニケーションを大切にする
家族、職場の同期、高校時代の友達、いつも一緒にいる友達・・・など、
信頼のおける人とのコミュニケーションを大切にしてください。
自分が抱え込んでいる悩みを人に話すだけでもストレスは減っていくものです。
何も自分ひとりで抱え込む必要はありません。
時には自分の愚痴を聞いてもらったり、相手の愚痴を聞いてあげたり、悩みを打ち明けあったりと、他人とコミュニケーションをとることは本当に大切です。
信頼できる人と話をすることはストレス軽減に大きな影響を与えます。
ひとりで抱え込まずに、気軽に人と話してみましょう。
対策法③生活リズムを整える
生活リズムを整えるのも重要なことです。
夜0時までには絶対に就寝して、睡眠時間をしっかりと確保したり、
朝昼夜と必ず決まった時間にご飯を食べたりと、
生活リズムを整えるだけでも心身ともに回復しやすくなります。
生活リズムが崩れると知らず知らずのうちに身体に負担をかけることとなり、無駄に疲労感が溜まってしまいます。
生活リズムが整っていないことや睡眠時間をしっかり確保できていないことが五月病の原因にもなると言われているほどです。
しっかりと生活リズムを整え、心身ともに健康な状態であることを心がけましょう。
対策法④とにかく自分がリラックスできることをする
新しい環境では普段ずっと気を引き締めていることになるため、疲労やストレスが溜まってしまいます。
家に帰った後はとにかく自分がリラックスできることをすると良いでしょう。
例えば体をマッサージしてみたり、ストレッチしてみたり、ゆっくりとお風呂に使ってみたり、温泉なんかに行ってみたり、好きな音楽を聴いたり、好きな食べ物を食べたり。
自分に合ったリラックス方法を試してみましょう。
最近では雨の音や川の流れる音などの自然な音やリラックスできる音楽など、リラックスするための音楽集なんかも売っていたりするのでそういうのを聞いてみたりするのも良いですね。
何もわざわざCDを購入しなくても最近ではyoutubeなどで無料で聞くことができたり、ツタヤなどでレンタルすることもできます。
対策法⑤新しい環境に慣れる
五月病は新しい環境に慣れていないことが原因で起こります。
やる気がでない、行きたくないと感じるということは、少なくともその新しい環境に自ら進んでは行きたくないと思っているという事です。
ならば、その新しい環境に早く慣れ、自ら進んで行きたくなるような楽しい環境を作ってしまえばいいんです。
といっても、結構難しい話ですよね。
新しい環境では苦手な人がいたり、空気感が掴めなかったり、年の離れた人ばかりで気兼ねなく話せる人がいなかったりと、人によって色々な理由はあると思います。
しかし数か月先か何年先かはわかりませんが、どうせしばらくその環境で過ごすことになるのです。
自分が居心地の良い環境を早めに整えるに越したことはありません。
朝会ったら自分から積極的に挨拶したり、つまらないことでも話かけたり、仕事が終わった夜に飲みに誘ってみたり、自分から行動してみましょう。
勇気の必要な行動かもしれませんが、その効果は絶大です。
単純接触効果と言って、人は繰り返し何度も接触した人に対して好感を抱く部分があります。
なんてことないようでも話かけてみることをおすすめします。
最初は合わないかな?って思った人でも繰り返し話しかけてみると意外と相手の良い部分も見えてくるはずです。
新入社員で五月病に悩んでいる方の場合は、先輩や上司になんでも質問してみたりすれば良いです。
頼られて気を悪くする人はいません。絶対に。
「仕方がないやつだな~」ぐらいに思われた方がかわいがってもらえることは間違いないです。
もしも同期がいるようであれば飲みに誘ってみたり、色んな仕事の悩みを相談してみてもいいでしょう。
きっと相手も同じように悩んで苦しんでいる部分があるはずです。
大学生や専門学生などで五月病に悩んでいる方の場合は、交友関係を広くしたり、友達と打ち解けられるように努力してみましょう。
閉じこもっていても何も始まりません。出会ったばかりの友達とあまり打ち解けていないのは”自分をさらけ出すことが出来ていないから”です。
一緒に飲みにいったり、遊びにいったりしてお互いのプライベートなことにも踏み込んでいくと良いでしょう。
まとめ
色んなことをお話ししましたが、とにかく新しい環境に慣れるには時間が必要です。
五月病は時間が立てば治る病気ではありますが、こじらせたら大変なことになります。
家に帰ったら自分の好きなことやリラックスできることを行ってストレスをしっかりと発散し、心身共にしっかりと癒しましょう。
また、なるべく早く環境に慣れるためにも自ら率先して行動することが必要です。
しかしだからといっても無理をする必要もありません。
新しい環境に入って1,2か月後ぐらいが確かに一番つらい時期です。
あまり抱え込み過ぎずに自分のペースで新しい環境に慣れて、心身共に健康な状態であり続けるようにしましょう。
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