俳優の佐藤二朗は強迫性障害?俳優での活躍や嫁と子供についても
強迫性障害を克服しながら俳優業を仕事にしている佐藤二朗さん
佐藤二朗さんはドラマ、映画、舞台など幅広く活躍している俳優さんです。
俳優以外にも舞台の演出や脚本の執筆、映画監督などをしています。
その佐藤さん実は強迫性障害という病気を抱えています。
しかし、その自分の病気をテーマにして映画をつくってしまうなど、とても強い意志を持っています。
今回はそんな佐藤二朗さんの俳優としての活躍や嫁・子供などの家族について、強迫性障害について書いていきたいと思います。
佐藤二朗のプロフィール
【名前】 佐藤 二朗(さとう じろう)
【生年月日】1969年5月7日
【血液型】 A型
【身長】 181センチ
【出身地】 愛知県
俳優としての活躍・家族について
俳優として
佐藤二朗さんは日本の有名な俳優です。印象深いのは「電車男」でしょうか。「JIN-仁-」にも出演していました。佐藤さん演じる「JIN-仁-」の福田玄孝は坊主頭であの桜金造さんとそっくりでした。「JIN-仁-」には桜金造さんがでていたと思っている人も少なくないでしょう。安定感のあるバイプレイヤーで演技力があり、物語を強く支えていく。そんなポジションにいる俳優さんではないでしょうか。
佐藤さんは俳優の他に「恋する日曜日」「家族八景」等、テレビドラマの脚本も書いています。多才な人なのですね。
佐藤さんのお嫁さんと家族
佐藤二朗さんは結婚しています。結婚相手は一般人です。8年の交際の後2003年に結婚しました。2011年に子供が産まれています。男の子です。佐藤さんのブログなどでお嫁さんは恐妻家のように書かれていますが、オフの日はお嫁さんと旅行に出かけたりしているようです。仲の良い夫婦なのですね。
劇団で活躍
1996年には劇団ユニット「ちからわざ」を立ち上げるなど精力的に活躍しています。演劇では日本女子大学の鈴木裕美と飯島早苗が1985年に旗揚げした「自転車キンクリート」の舞台にも立っています。「自転車キンクリート」は演劇好きなファンには有名な劇団です。引っ越しのサカイのCMで一世を風靡した徳井優さんも「自転車キンクリート」主催の劇によく出演していました。優れたバイプレイヤーを輩出する劇団なのかもしれません。
佐藤二朗さんを苦しめた強迫性障害とは?
強迫性障害
そんな佐藤さんですが実は強迫性障害という精神的な病気を抱えています。
どんな病気なのかというと、鍵をかけたかとかガスを消したかなどを何度も確認しないと気が済まないとか。
自分が誰かに危害を加えてしまうのでは。或いは自分が自殺してしまうのでは。
といったことを異常に恐れるなど、過度に不合理な思考をしてしまう病気のようです。
また、不完全恐怖といった症状もあります。ものがちゃんと並んでいなかったり、
あるべきところになかったりすると不安を感じて何度も置き場所を確かめたりしてしまいます。
周りはそんなこと気にしなくてもいいのにと思いがちですが本人にとってはつらい病気です
強迫性障害という病気を持つ佐藤さんですが、その自分の苦しみをテーマにした映画を韓英恵さん主演で撮っています。
韓英恵さん演じる一見普通の女子高生が自分の不安を取り除くために何度も同じ行為を繰り返してしまい、
その不安を取り除くために何でもメモをとらずにはいられなくなってしまうという内容の映画で、
題名も「memo」といいます。2008年に公開されました。
その女子高生の叔父で自分も強迫性障害である純平という役で佐藤二朗さん本人も出演されています。
自分の弱みである強迫性障害をきちんとみつめて、映画にしてしまうという佐藤さんは
本当に強い精神と、映画や演技にかける情熱を持った人なのではないでしょうか。
佐藤二朗さんは俳優、演出家、監督、脚本家、と多彩な顔を持つ素晴らしい芸術家ですが、
その裏ではつらい病気を抱えています。しかしその負の面をも芸術作品にして昇華させる素晴らしく豊かな精神を持ったマルチプレイヤーなのではないでしょうか。
そして、強迫性障害という病気を抱えながら、妻と子供をもつ夫、親としても一つの家族を守る強い男性でもあります。
私も、映画やドラマを観るものとして今後もこの佐藤二朗という俳優に注目していきたいと思います。
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