ハンターハンターカキン帝国王子の強さや守護霊獣等の考察と解説
ハンターハンターもついに暗黒大陸編へ突入!
いよいよ未開の地へ踏み出すところです。
しかし、ジンやパリストン、十二支ん、クラピカ、パリストン、カキン王子の継承戦、幻影旅団、ヒソカ・・・など、あまりに伏線や登場人物が入り混じりすぎており、伏線も多く、よくわからない状態になりつつありますよね(笑)
そんな中で一番わけわからないのが暗黒大陸編で突如出現したカキン王子たちの存在。
ハンターハンターを読んでて、第4王子って誰だっけ?第9王子ってどんな人?ワブルって誰?守護霊獣って何?・・・などなど、イマイチカキン王子たちの情報が頭の中で整理できていない人も多いんじゃないでしょうか。
そんな人のために、今回はハンターハンターのメインストーリーの中核をなすであろう、カキン帝国の王子たちの情報、強さ、守護霊獣などについて考察・解説していこうと思います!
※ハンターハンター第363話までの情報を追記・整理しています。
カキン帝国ってどこにあるの?
まずはカキン帝国がどこにあるのかについてですが、
グリードアイランド編終了後、ゴンはカイトと再会することになりましたが、
その時カイトはカキン国から生物調査の依頼を受けて、カキン国の奥地で仕事していました。
その時出た地図がこちら↓
カキン帝国はヨークシンのあるヨルビアン大陸とは離れた、アイジエン大陸にあることがわかりますね。
カキン帝国の王位継承戦って何?
次はカキン帝国の王位継承戦について解説していきます。
カキン帝国の元国王はナスビー=ホイコーロという人物です。
カキン王であるホイコーロは8人の正妻をかかえ、14人の正室子がいます。
そして、表向きにはこの正妻には序列が無く、子の性別も通常の王位継承順位が影響しないため、子供は全員「王子」と呼ばれ、生まれ順に第○王子と呼ばれています。
そしてホイコーロ国王は「今回の渡航で生き残った1名を次期国王とする」と断言しました。
王位継承戦に参加する条件は、
・ナスビー=ホイコーロの正室の子であること
・B・W号に乗船し出航セレモニーに参加した者
この二つ。
結局14人の王子たちは全員B・W号に乗船して出航セレモニーに参加したため、
カキン帝国の王位継承戦は14人の王子が全員参加する形となりました。
しかし実際のところ、王位継承戦に参加しないものは国王により始末されることは明らか。
14人の王子全員が参加せざるを得ない戦いとなっているようです。
そして、継承戦の正式な開始はB・W号が出航する際の長声一発が鳴り終えた瞬間です。
開始後であればどのような手段で生き残ったかの是非は継承権において一切問われず、
生き残った唯1名が正式な王位継承者となります。
このカキン帝国の次期国王の座を争う14人の王子たちの戦いこそが王位継承戦です。
守護霊獣って?
次に守護霊獣に関して解説していきます。
14人の王子たちは、カキン王家に代々伝わる「壺中卵の儀」を行いました。
これは壺に一滴血を注ぎ、壺の口に手を差し入れることによって、
特別な力が授けられるというものです。
この特別な力こそが守護霊獣です。
ちなみに壺はこんなのです↓
古文書によると、この壺は初代カキン国王が蠱毒より発想を得て具現化したものとされています。
これは初代カキン国王の念能力だと言えるでしょう。
念は思いが強ければ死後能力が強まるという特性があります。
初代カキン国王の国を思う気持ちが強すぎるあまりに、死後も形を残して受け継がれていっているのでしょう。
ハンターハンターに載っている守護霊獣の説明文には、
・守護霊獣
子孫繁栄を願う者が遺した強い念によって生み出された念獣。
死者の縁の深い者に憑く。取り憑いた者のオーラを糧とし、
その者の人となりに影響を受けた形態・能力に変貌するが、
自身が創り出したものではないため、自分の意思で動かす事は出来ない。
と書かれています。
自分の意思で動かす事は出来ないということは、オートで王子たちを守ってくれる念獣ということでしょうか。勝手に動くところがまた厄介そうです。
ホイコーロ国王は守護霊獣に関して、
「守護霊獣は自身を形どる器だホイ」
「脆く弱き器は王にはなれぬホイな」
と話しています。
ということは王子自身の器の大きさによって守護霊獣の強さは異なるということでしょうか。
14人の王子たちの中にも念能力が使える王子がいる可能性は大いにありえますが、
念能力での戦いだけでなく、守護霊獣同士の戦いも王位継承戦に関わってきそうですね。
それにしても王のキャラ立ち過ぎでは・・・
語尾がホイて・・・
■追記
どうやら王子が念能力者であっても自身の守護霊獣は見えないようです。
(第1王子ベンジャミンは念能力者だが自分の守護霊獣は見えていない)
また、守護霊獣のルールとして、
①守護霊獣同士は殺し合わない
②霊獣の憑いた人間を直接攻撃しない
というルールが明らかになりました。
このルールは、後方支援に長けた霊獣が深謀遠慮の才溢れる王に憑くことであらたかとなるホイコール一族の運命によるものだそうです。
つまり、王子が守護霊獣を使って他の守護霊獣を攻撃することはできないということ。
護衛などの、他者の介入がなければ継承戦は成り立ちませんね。
っていうかこのルールを聞くと、継承戦は膠着状態になりそうな気がしないでもないです。
一体どうやって話が進んでいくのでしょうか・・・。
14人の王子に関する考察・解説
ここからは14人の王子の強さや性格、守護霊獣について考察・解説していきます。
第1王子ベンジャミンの考察・解説
第1王子ベンジャミン。母親はウンマ。
14王子の中ではかなりの武闘派と思われる。
かなりガタイも良く、素手でライオンを締め上げていた場面もあった。
ベンジャミンはハンターハンター第359話で、
「第一王子のオレ様を押しのけて王になろうなどという愚挙!!」
「極刑に値する!!」
「もしも他の王子に殺されたならば幸運に思え!!」
「オレ様はただでは殺さぬ・・・!!」
と発言しており、継承戦に関してかなり好戦的な様子を見せています。
また、第4王子ツェリードニヒに対し、
「お前はオレ様が直々に処分する・・・!」
「骨という骨を全部この手で砕いてやる」
と発言していたことから、ツェリードニヒに対して何かしらの恨みを持っている可能性はあります。
ちなみにツェリードニヒの母親もベンジャミンと同じくウンマであり、この二人は実の兄弟。
第4王子ツェリードニヒは、第1王子ベンジャミンが自身の警備兵をハンター協会に忍び込ませなかったことに対し、「自分の優秀な兵がハンター協会ごときに上から審査されるのが許せない」からと話し、それが傲慢であるとしています。
今までの発言から見て、かなりの自信家で攻撃的な性格、好戦的なタイプであることがわかります。
■念能力・守護霊獣・強さ
念能力を習得済。どんな能力かは不明。
守護霊獣の能力も不明。
自信家で好戦的なところから、中々の強さを持っている可能性はある。
■護衛
私設の軍隊を保有している。
第2王子カミーラの考察・解説
第2王子カミーラ。母親はドゥアズル。
第5王子ツベッパ、第7王子ルズールス、第9王子ハルケンブルグと母親が同じ。
ワガママな王女様という感じで、自分の願ったモノは全部実現したがる。
好戦的な性格。
■念能力・守護霊獣・強さ
念能力が使用可能かどうかも不明。
守護霊獣の能力不明。
■護衛
私設の軍隊を保有している。
第3王子チョウライの考察・解説
第3王子チョウライ。母親はトウチョウレイ。
■念能力・守護霊獣・強さ
念能力は363話の発言から察するにおそらく未習得。
守護霊獣の能力不明。
■護衛
私設の軍隊を保有している。
第4王子ツェリードニヒの考察・解説
第4王子ツェリードニヒ。母親はウンマ。
第一王子ベンジャミンとは兄弟。
クラピカが探している残りの「緋の目」を保有している最後の人物。
女性二人を自身の部屋に呼び出し、皮を剥いで亡き者にしていると思われる描写がある。
緋の目を保持していることからも、異常な快楽者のように思われる。
クラピカがメインストーリーに絡んでいることから、王位継承戦の中核をなす人物だと考えられる。
頭もまわる人物である。
■念能力・守護霊獣・強さ
念能力は現在未習得。船内で念を習っているため、すぐに習得してしまう可能性有り。
守護霊獣の能力不明。
■護衛
私設の軍隊を保有している。
テータ、サルコフ、二人の念能力者が護衛の中にいる。
ツェリードニヒはテータから念能力を教わることに。
第5王子ツベッパの考察・解説
第5王子ツベッパ。母親はドゥアズル。
第2王子カミーラ、第7王子ルズールス、第9王子ハルケンブルグと母親が同じ。
船内では、第4王子ツェリードニヒと第7王子ルズールスに共闘を申し出ている様子。
■念能力・守護霊獣・強さ
念能力が使用可能かどうかも不明。
守護霊獣の能力不明。
■護衛
不明。
第6王子タイソンの考察・解説
第6王子タイソン。母親はカットローノ。
第4王子ツェリードニヒは、第6王子タイソンが自身の警備兵をハンター協会に忍び込ませなかったことに対し、「自分の可愛い兵を外に出して変な虫が寄ってくるのが許せない」からと話し、それが悋気であるしています。
ちなみに悋気とは男女間でやきもちをやくこと。嫉妬と似たような意味です。
護衛はルックスで選ぶことが知られているとの記載もあるため、
護衛はイケメンを揃えているのではないかと思われる。
画像を見る限り背後のいる護衛もイケメン気味?
クラピカ曰く、プライドも高いと思われる。
■念能力・守護霊獣・強さ
念能力は未習得。
守護霊獣の能力不明。
小さい妖精みたいな生物を生み出しているモノが守護霊獣の正体?
■護衛
クラピカの師匠であるイズナビが警護についている。
ルックスで選ぶことが知られているため、あまり強くはないと思われる。
第7王子ルズールスの考察・解説
第7王子ルズールス。母親はドゥアズル。
第2王子カミーラ、第5王子ツベッパ、第9王子ハルケンブルグと母親が同じ。
第7王子ルズールスは先走って暗殺要員として自身の警備兵をハンター協会に忍び込ませようとしたところ、これに失敗。警備兵全員がハンター試験に落ちてしまいました。
ハンター試験では嘘や偽りを見抜くためにクラピカがダウジングチェーンで調査していました。
暗殺目的であることを隠すために協会側からの質問を偽って答えたことが敗因でしょう。
クラピカの存在はわからなくても嘘発見器などによる選別の可能性を考慮できていなかったことからから考えて、他の王子に比べて少し頭が悪い人物であることが伺えます。
ひとまず第5王子ツベッパと共闘していく予定の様子。
■念能力・守護霊獣・強さ
念能力は未習得。
守護霊獣の能力不明。
■護衛
バショウが警護についている。
第8王子サレサレの考察・解説
第8王子サレサレ。母親はスィンコスィンコ。
女好きの王子。
継承線には興味がなさそうで、好戦的ではなさそう。
■念能力・守護霊獣・強さ
念能力が使用可能かどうかも不明。
守護霊獣の能力不明。
■護衛
不明。
第9王子ハルケンブルグの考察・解説
第9王子ハルケンブルグ。母親はドゥアズル。
第2王子カミーラ、第5王子ツベッパ、第7王子ルズールスと母親が同じ。
15歳で飛び級により世界最高峰のミワル大学へ入学。
物理学を勉強する傍らアーチェリーの世界大会で銀メダルを獲得。
王子の中でも抜きんでたスペックを誇る。
生来母親とも二人の姉とも折り合いが悪く不遇だった過去を持ち、王宮批判に国王ももて余し気味だった。王宮への不満を強く持っていた様子。
王子の中で唯一認めるのは第4王子ツェリードニヒだけと自身のフェイスブックで記したことがある。
との記載があり、高いスペックであること、王宮への不満を持っていること、ツェリードニヒと交流があることが伺える。
また、王族政治を根本から変えようと思っており、その姿勢に内外からハルケンブルグのもとへ支援者がどんどん集まってきており、勢力は強まっているとのこと。
かなり真面目そうで頭がよさそうな印象。
折り合いが悪い二人の姉とは誰のことなのか?
第2王子カミーラ、第5王子ツベッパ、第7王子ルズールスと母親が同じであるが、
見たところ第2王子カミーラは明らかに女性である。
第5王子ツベッパか第7王子ルズールスのどちらかが女性ということ。
どちらもイマイチ女性に見えないが・・・。
ルズールスが若干おかまっぽく見えなくもない。
王位継承戦の中でこの兄弟姉妹たちとの間に何かが起きそうではあります。
王位継承戦開始直後にカキン国王へ継承戦辞退の申し出。
継承戦に関しては非好戦的。
■念能力・守護霊獣・強さ
念能力が使用可能かどうかも不明。
守護霊獣の能力不明。
■護衛
何者かの守護霊獣により全滅・・・?
第10王子カチョウの考察・解説
第10王子カチョウ。母親はセイコ。
母親は第11王子フウゲツと同じ。
ハンターハンター第359話で第11王子フウゲツと仲良さそうに話している場面があり、フウゲツとは昔から仲良さそうな雰囲気。
見たところカチョウとフウゲツは同年齢ぐらいで同じ性別、そして実の姉妹であることから、仲の良い姉妹といった関係なのかもしれない。
気が強い金持ちのお嬢様といった印象。
気丈に振る舞うカチョウの心音をセンリツが聞き取り、自分を偽っていることに気付いている場面があったため、本当は印象とは違った人物なのかもしれない。
護衛はルックスで選ぶことが知られている。
クラピカ曰く、プライドも高いと思われる。
■念能力・守護霊獣・強さ
全て不明。
■護衛
センリツが警護についている。
ルックスで選ぶことが知られているため、あまり強くはないと思われる。
第11王子フウゲツの考察・解説
第11王子フウゲツ。母親はセイコ。
母親は第10王子カチョウと同じ。
ハンターハンター第359話で第10王子カチョウと仲良さそうに話している場面があり、カチョウとは昔から仲良さそうな雰囲気。
見たところカチョウとフウゲツは同年齢ぐらいで同じ性別、そして実の姉妹であることから、仲の良い姉妹といった関係なのかもしれない。
気が弱く、優しいお嬢様といった印象。
■念能力・守護霊獣・強さ
全て不明。
■護衛
不明。
第12王子モモゼの考察・解説
第12王子モモゼ。母親はセヴァンチ。
母親は第13王子マラヤームと同じ。
今のところモモゼに関しては描かれていないため、謎の人物である。
■念能力・守護霊獣・強さ
第14王子ワブルの護衛であるサイールドに取り付いた念獣の正体はモモゼの守護霊獣。
ヒマかどうかを対象者に語りかけ、ヒマと答えた相手を操作する能力?
■護衛
ハンゾーが警護についている。
・・・が、母セヴァンチの命令により、ハンゾーは第13王子マラヤームの護衛に。
第13王子マラヤームの考察・解説
第13王子マラヤーム。母親はセヴァンチ。
母親は第12王子モモゼと同じ。
今のところマラヤームに関しては描かれていないため、謎の人物である。
見た感じ第14王子ワブルほどではないが、かなりの子供。
ワブルのように母親が王位継承戦に絡んでくるのかもしれない。
モモゼとマラヤームの母親のセヴァンチはこちら↓
■念能力・守護霊獣・強さ
全て不明。
■護衛
ビスケが警護についている。
セヴァンチの命令により、ハンゾーもマラヤームの護衛に。
第14王子ワブルの考察・解説
第14王子ワブル。母親はオイト。
ワブルは女の子。
赤ん坊の身でありながら、王位継承戦に参加することとなった。
母親のオイトがワブルの代わりに戦うようなもの。
■念能力・守護霊獣・強さ
赤ん坊のため、戦闘力は皆無だと思われる。
守護霊獣頼みか。
ワブルから黒い気配をクラピカが感じ取った場面があったが、
これはおそらくワブルの守護霊獣だと思われる。
■護衛
クラピカが警護についている。
モモゼの守護霊獣の影響により、護衛残り人数は二人に。
クラピカと、同じく念能力者のビルの2名。
王位継承戦はどうなる?
はっきり言ってこれから14人の王子たちによる王位継承戦がどうなっていくか全く予想がつきませんね(笑)
王子の数もさることながら、色々な伏線が混じりすぎてどうなることやらさっぱりです。
というかそもそも無事に暗黒大陸から帰ってこれるかどうかも謎ですよね。
ハンターハンターは先が読めないから本当に面白いですね。
また王子たちの情報がわかり次第、追記していきます。
各話のネタバレや考察記事などに関しては下記まとめリンクからご覧ください。
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