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日本でジカ熱確認。症状・感染経路、妊婦さんが恐怖する小頭症とは?

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2016年2月25日、観光でブラジルに滞在していた川崎市に住む10代男性がジカ熱に感染したことが確認されました。

10代男性は家族と共に2月9日~20日の間ブラジルに滞在しており、20日に発熱、帰国してきた22日に発疹の症状が出たとのことです。

国内でのジカ熱感染は2013年と2014年に海外から帰国した3人の感染が確認されており、今回で4度目とのこと。

今回は現在中南米を中心に大流行している「ジカ熱」の症状や感染経路、妊婦さんに与える影響などについて書いていきます。

 

 

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そもそもジカ熱とは?

 

蚊に媒介されるジカウイルスによって引き起こされる感染症のことです。

元々ウガンダにあるジカ森林と呼ばれる地域で発見されたため、ジカウイルスと呼ばれています。

現在ブラジルをはじめとする中南米でジカ熱が流行しており、

世界保健機関(WHO)は2月1日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」であると宣言しました。

 

 

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感染経路は?

 

ジカ熱は基本的に蚊を媒介して感染される感染症です。

ヤブカ属のネッタイシマカヒトスジシマカがウイルスを媒介する蚊として確認されています。

ネッタイシマカは基本的に日本には生息していないようですが、ヒトスジシマカは日本のほとんどの地域で生息しているようです。

人から人への感染はほとんど見られないようですが、稀に性交渉などを通じて感染するケースも確認されています。

ジカ熱の感染力はというと、西浦博・東京大准教授(理論疫学)のチームがまとめた情報によると、患者一人から感染した人数が1.8人~5.8人になるとのこと。数値が1人以上だと流行が広がるとされているようです。

デング熱の過去のデータでは1人~4人だったため、デング熱に近い、強い感染力を持っていると言えるでしょう。

 

 

どんな症状?

 

2~7日の潜伏期間を経て発熱や発疹、筋肉痛などの症状を引き起こします。

しかし症状は比較的軽いそうで、ほとんどの人は7日以内に治るとのこと。

他の蚊を媒介する感染症にはデング熱・チクングニア熱などがありますが、こういった他の感染症と比べ、軽傷と言われています。

症状が軽いためにジカ熱が発症していることに気付かない人もいるそうです。

また、感染しても約8割の人は発症しないとされています。

ここまで聞くとすごく軽い病気のように感じられますが、実はジカ熱には人体に大きな影響を与える症状があるのです。

 

 

妊婦にとって恐ろしい病気

 

その症状は何かというと、妊婦さんがジカ熱に感染した場合、生まれてくる子供が先天的に頭の小さい「小頭症」という病気を抱えて生まれてきてしまうことです。

「小頭症」にかかると、通常生まれてくる子供と比べ、脳と頭蓋骨が異常に小さく、脳に対して様々な損傷・悪影響を与えてしまいます。

脳が未発達だと体が上手く機能しなくなるため、深刻な場合は早期に亡くなってしまうこともあるそうです。

また、ジカ熱への感染と神経の障害で手足に力が入らなくなる「ギラン・バレー症候群」との関連性も疑われています。

 

ジカウイルスが「小頭症」や「ギラン・バレー症候群」と直接関係しているという科学的根拠は未だ見つかっていないようですが、「小頭症」や「ギラン・バレー症候群」の増加とジカウイルスの流行は、時期が一致しており、関連性が高いことはほぼ間違いないとされています。

世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」であると宣言した理由にはこういった恐ろしい症状によるところが関係しているようです。

 

 

日本での流行の可能性は低い?

 

日本で生息していて、流行の原因となりそうな蚊はヒトスジシマカですが、活動時期は5月~10月とされており、現在は活動時期ではありません。

つまり現時点では媒介する蚊が活動しておらず、ジカ熱が国内で流行する可能性は低いと言えるでしょう。

もしも国外へ旅行を考えている方は、蚊にさされないように虫よけなどの対策を必ず行うように注意しましょう。




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