火星の大きさや地球からの距離ってどのぐらい?接近周期や重力等
昔から宇宙人といえばなぜか火星人!というイメージがありますね。
夜空に浮かぶ赤い星、火星。
火星人がいるかどうかは別として、火星とは一体どんな星なのでしょうか?
今回はそんな火星の大きさや重力、地球からの距離、地球への接近周期はどれぐらいなのかについて書いていきたいと思います。
火星の大きさや重力はどれぐらい?
火星の大きさがどのぐらいなのかについてですが、
実際の火星の大きさは地球の半径6,378km対して、その約半分の半径3,396kmとなっています。
火星は地球よりも小さな星なんですね。
小学校でも習うかもしれませんが、太陽系の惑星の並び順は
水星、金星、地球、火星、木星、土星、天皇星、海王星と並んでいます。
水・金・地・火・木・土・天・海(すいきんちかもくどてんかい)
なんて覚えさせられませんでした?
昔は海王星の次に第9惑星の冥王星という惑星があったので「すいきんちかもくどてんかいめい」でしたが、近くに似たような大きさの小天体が多く発見されたことから、戦力外通告されてしまい、冥王星は準惑星に格下げされてしまいました。
冥王星って名前が一番強そうな名前なのに(笑)
ちなみに太陽系で一番大きな惑星は木星。
その大きさたるや、地球の半径の約11,2倍!半径71,492kmという大きさなのだから驚きですね。
想像を絶する大きさです。
また、火星の重力の強さについてですが、
重力の強さは地球の40%ほどしかありません。
ジャンプするとかなり高いところまで飛べそうですね!
ちなみに火星が赤く見える理由は、惑星の表面上に酸化鉄(赤さび)が大量に含まれているからなんだそうです。
地球から火星までの距離はどのぐらい?
地球から火星までの距離はどのぐらいなんでしょうか?
前述したとおり、地球と火星は太陽の周りをクルクルと周っている太陽系の惑星の一つです。
地球と惑星はそれぞれ異なる軌道を周回しています。
つまり地球と火星との距離はその時期によって変わってくるんですね。
そして火星の軌道は楕円状になっており、一番近い距離と一番遠い距離の時では大分その距離に差が出てきます。
一番近い時の距離は約5,400万km
一番遠い時の距離は約4億km
と言われています。
4億kmって途方もない数字ですね。
いやまあ5400万kmも大概な数字ですが(笑)
ちなみに日本から裏側にあるブラジルまでの距離は約1万8,000kmです。
宇宙は広いですねえ・・・・。
火星が地球に接近する周期は?
夜空に浮かぶ火星の大きさはもちろん地球との距離によって変わってきます。
では地球に接近する周期はどのぐらいなのでしょうか?
火星が地球に接近する周期についてですが、
約780日の周期で地球への接近を繰りかえすと言われています。
次に接近するのは2016年の6月ぐらい。
今現在、まさに接近しているところですね。
地球との距離は約7,500万キロメートルなんだとか。
かなり近くまで来ており、その大きさから『スーパーマーズ』なんて呼ばれています。
そして、火星の周期から考えてその次に最接近するのは2年後の2018年。
2018年には2016年を軽く超え、地球との距離は約5,800万キロメートルのところまで最接近すると予想されています。
2016年の地球への接近も過去10年間のうちで最も地球に接近する年だったのですが、
2018年はそれをさらに上回ります。
一体どれだけの大きさに見えるのか・・・。
火星は人が将来移住できる星なのではないかということで脚光を浴びていますね。
まあ実際には大気が薄い問題や低重力下での人体への影響、っていうかそもそもまだ火星に行けてないから!みたいに様々な難関を抱えています。
しかし環境としては、地球とかなり近しい惑星でもあるということであることもわかっています。
今後の技術の進歩によっては、火星に移住するなんてこともあるかもしれませんね。
宇宙は広い!
⇒まるで赤い月?火星が最接近!昇る方角やいつまで見えるのかについて
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